長州鋳物記念館では、錫の鋳造体験ができます。

このページでは、錫ってどんな素材なの?をご紹介いたします。

割れません

錫は金属の中で、比較的やわらかいという特性があるため、割れないという特長を持っています。
陶器やガラスは割れてしまうことがありますが、錫は一生物のアイテムとして愛用することができます。

錆びません

錫は非常に特殊な素材で、空気中でも水中でも錆びません。

抗菌作用があります

酸化しにくく抗菌作用に優れているため、古くは紀元前1500年頃の古代エジプト王朝でも珍重されていました。また、日本にも奈良時代に伝来し、正倉院に宝物として収められています。

殺菌効果があります

殺菌効果により、切り花の切り口に雑菌がつかないとの研究結果もあるそうです。
錫と植物との相性について、まだ知られていないことも多いですが、「錫の花瓶は切り花が長持ちする」、「井戸の中に錫を落とすと水がきれいに保たれる」と古くから言われています。

人体に影響がなく安心な素材です

有害な物質が水中に溶け出して人体に悪影響が及ぶことはありません。
錫は数千年前から世界中で生活の器として用いられてきた素材ですので、安全性は保障されています。そのため、

水が腐りません

錫は、分子が粗いため、不純物を吸収する性質があります。そのため、水が浄化され、腐りにくく、花が長持ちします。

お酒がまろやかになります

錫はイオン効果・抗菌効果が高く、お酒がまろやかになると言われ、現在も焼酎工場で蒸留器の管に使われています。
ぜひ、毎日の晩酌に錫のカップでお楽しみください。

美味しいお酒をお出しするこだわりの居酒屋さんなどの飲食店でも、錫のタンブラー、ぐい呑み、お猪口などを使われています。

密閉性が高い

錫製の茶筒や茶壷は密閉性が高く、茶葉などの保存には最適とされています。
薩摩の偉人、大久保利通公愛用の錫の茶壷が発見された際も、中に入っていた100年前の茶葉の味や香りがいささかも損なわれていなかったと言い伝えられています。

熱伝導率が高い

錫は熱伝導率が高い金属です。熱いものを入れると錫器も非常に熱くなります。
冷たい飲み物を入れて楽しんでいただくことをお勧めします。